肩書きはプレイヤーでも、一人の判断や行動が組織の成果を左右するメンバーがいます。事業部がまだ成長途中で少人数の組織だからこそ、それぞれの意思決定や行動が組織全体の成果に直結しています。
今回お話を聞いたのは、20代でその面白さと難しさの真っ只中にいる社員です。手応えも、プレッシャーも、正直に語ってもらいました。現場で働く社員だからこそ語れる、きれいごとだけではない本音をぜひご覧ください。
入社して数年で、事業の中心に
まずは簡単に自己紹介をお願いします。
現在は2024年度に立ち上げた就活生向けのサービス「ユニゾンキャリア就活」の営業部として働いています。役割としては、いわゆる現場のプレイヤーで、誰かを管理する立場でもなければ、大きな肩書きがあるわけでもありません。
ただ、面白いのが、肩書きはプレイヤーなのに、自分の判断がそのまま事業に直結することなんです。「言われたことをこなす一人」ではなくて、「事業を構成している一人」という感覚に近いですね。
プレイヤーなのに、そんなに影響が大きいんですか?
事業部がまだ小さいからだと思います。大きな組織だと、一人の動きは全体の中で薄まってしまいますよね。
事業部の人数が少ないので、自分が出した一つの打ち手が、良くも悪くも数字にダイレクトに跳ね返ってくる。プレイヤーでありながら、影響範囲は想像以上に大きいんです。
小規模だからこそ、影響が大きいんですね。数ある会社の中で、ユニゾンを選んだ理由はなんだったんですか?
決め手は裁量のスピード感でした。面接のときに、会社や事業がまだ完成されていなくて、これから創っていくフェーズなんだと、正直に話してもらえました。
整った環境の中で与えられた役割をこなすのではなく、仕組みそのものをつくり上げていける環境に惹かれました。若いうちから役職に関係なく事業づくりに携われることも、大きな魅力だと感じています。
「整っていない」ことは、不安にはならなかったですか?
なりました(笑)。整っていないということは、裏を返せば自分で考えて動かないと何も進まないということなので。
ただ、自分の場合は、誰かが敷いたレールの上を歩くより、多少デコボコでも自分で道を選びたいタイプだったんです。だから不安よりワクワクのほうが少し勝っていた、という感じですね。
「自分の手で事業が動く」という感覚
「プレイヤーでも裁量が大きい」というのは、具体的にどういうことですか。
たとえば、自分が「こうしたほうがいいと思います」と提案した小さい施策が、その日のうちに「じゃあやってみよう」となって、翌週には実際に動いている、みたいなことが普通に起きます。大きな会社だと、稟議や調整に時間がかかって、自分のアイデアが形になる頃には熱が冷めている、なんてこともありますよね。
でも少人数の事業部だと、距離が近いぶん意思決定が速い。プレイヤーの自分が考えたことが、ほぼそのままのスピードで事業に反映される。この自分の一手が、ちゃんと事業に効いているという感覚が、何より面白いんですね。
「ビジネスを自分の手で動かしている」と実感した瞬間はありますか。
自分が考えた施策で、事業の数字が目に見えて動いたときですね。仮説を立てて、試して、振り返って、また打つ。
そのサイクルを回した結果、先月よりも明確に数字が伸びたあの瞬間の「これは自分が動かした」という手触りは、何物にも代えがたいですし、ビジネスがこんなに面白いものだとは、ここに来るまで知りませんでした。
大きな組織で受け身に働いていたら、たぶん一生味わえなかった面白さだと思います。
正直に言うと、楽なことばかりではない
ここまで聞くと魅力的に聞こえますが、正直、大変なことも多いのでは?
多いです(笑)。むしろ、そこを隠さずに伝えたいです。
一番苦しかったのは、自分で考えて取り組んだことが思うように成果につながらなかったときです。少人数の事業部なので、一人の結果が組織全体にも影響しやすく、自分の不調がそのまま事業の不調のように感じてしまうこともありました。「自分のせいで事業が伸びないんじゃないか」と直接突きつけられる感覚があって、週末も頭の片隅でずっと事業のことを考えていました。
裁量が大きいというのは、自由と同じ量だけ責任を背負うということです。そこは、入る前に正直に知っておいてほしいと思います。
その時期を、どう乗り越えたのですか。
一人で抱え込まないようにしたことが大きいです。最初は自分が任されたことだから、自分で答えを出さなければいけないと思い込んでいましたが、それが完全に間違いでした。事業部が小さいぶん、上長も他のメンバーも距離が近くて、相談すれば普通に一緒に考えてくれる。むしろ「もっと早く言ってよ」と言われるくらいで。
裁量が大きい=一人で放置される、ではないんだ、と気づいてから少し楽になりました。
挑戦には失敗がつきものですが、社内ではどう扱われますか。
前提として、私たちは失敗そのものを問題視するのではなく、その経験をいかに正解に変えていくかを重視しています。 仕事は、100%上手くいくなんてことは絶対にありません。
失敗そのもので人を責める空気は、ほとんどないです。もちろん、同じミスを繰り返したり、振り返りをしなかったりすればそれは別の話ですが、「挑戦した結果の失敗」は、むしろ歓迎されているくらいです。
新しいことを試せば一定の確率で外れるのは当たり前で、大事なのはそこから何を学んで次にどう活かすか、という見方なんです。
「事業を見る視点」が身につく
裁量の大きい環境で動くことで、自分にどんな変化がありましたか。
一番大きいのは視点が変わったことです。普通、プレイヤーの頃は、自分のタスクをどうこなすかしか見ません。でもうちでは、プレイヤーのままでも、売上・コスト・市場まで、事業全体を意識して動くようになる。だからこそ、嫌でも全体像が見えてくるんです。
それは自身が事業部を変えていける存在になれるということですよね?
事業の数字を、自分の判断で動かして結果を出したという経験は、他の会社では身に付くものでもないと思っています。もちろん、自分次第ではありますが、、、
単なる作業スキルではなく、「自分で考えて、事業を前に進められる」という再現性のある力が身につく。結果として、自分の能力が成長していくという実感があります。